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例えば、就業していて毎月給料を受け取っていても、ブラックリストになるとお金が借入できなくなります。それも、一旦、ブラックリストになると最低でも5年間は履歴が消えません。

 

こんな状況でもお金を調達できる可能性があるのが「給料債権ファクタリング」です。今回は給料債権ファクタリングがどういったものか、そして、利用するうえでの注意点やメリット・デメリットをご紹介します。

 

2020年8月追記

給料ファクタリングは金融庁から貸金業法の規制にあたると認定されました。そのため、給料ファクタリングは従来のように「総量規制の対象外」、「ブラックでも利用可能」といったものではなく、さらに、給料ファクタリングを提供する事業者も大幅に減少するものと考えられます。

 

今後は、個人の借入を希望する方は、カードローンやキャッシングといったものの利用がおすすめです。

 

 

給料債権ファクタリングとは?

給料債権ファクタリング、もしくは給料ファクタリングと呼ばれることもあります。

 

給料債権ファクタリングとは、「お金を借りない資金調達」であり融資や借入にはあたりません。そのため、カードローンなどの借入商品とは全く別の資金調達方法と考えればよいでしょう。

 

一般的に、ファクタリングと言う場合、中小企業や個人事業主・自営業者の方が資金調達する際に、商取引で発生した売掛金を期日前に売却することによる資金調達方法を指します。そのため、本来、ファクタリングは事業主ではない個人が利用するための商品ではありません。

 

しかし、ファクタリングの仕組を活用して、一般の給与所得者が利用できるようにしたのが給料債権ファクタリングです。

 

給料債権ファクタリングは個人向けの商品ですので、一般の個人が現金を得るために利用することができます。

 

 

給料の前借に似ている

給料債権ファクタリングを理解しやすくするにあたっては、「給料の前借」をイメージするのが良いでしょう。

 

給料債権ファクタリングは、個人が受け取る予定になっている就業先からの給料を、本来の受け取り日(給料日)よりも前に資金化して、現金を受け取れる効果があります。

 

一方、本来の受取日よりも前に給料を受け取れる代わりに、本来の給料支払日に実際お勤め先から支給される給料はファクタリング会社に渡さなければいけません。

 

一般的なカードローンなどの借入とはこの部分が異なります。

 

通常の借入は、一度借入するとその後は一定の期間をかけて返済します。一方、給料債権ファクタリングの場合は、給料を前倒しで受けて、給料支払日に一括返済することになります。

 

給料債権ファクタリングには長期的に返済を行っていくという考え方がありません。給料を前借して、給料日に清算されるという考え方になります。

 

給料債権ファクタリングとは給料の前借

 

利息不要・手数料が必要

給料債権ファクタリングは借入ではありません。

そのため、給料債権ファクタリングを利用しても利息を支払う必要はありません

 

しかし、利息ではなく、手数料が必要です。給料債権ファクタリングでお金を調達する場合、通常、前借の対象となる「給料額(手取り)」の2~5%程度が手数料としてファクタリング会社に支払うことになります。

 

 

ブラックでも利用できる?

給料債権ファクタリングの最大とも言える特徴は「ブラックリスト」でも利用できることです。

 

ブラックリストというのは、過去に借入返済の延滞や、債務整理などを行ったことで、銀行や消費者金融などの金融機関から新たな借入ができなくなってしまっている状態です。

 

一度ブラックリストに登録されると、その後は5年程度履歴が消えないため、その間ずっと借入ができなくなってしまいます。

 

これは、銀行や消費者金融などは、融資審査で個人信用情報を重要視するため、この個人信用情報に良くない情報が記載されていると一律審査に通らなくなってしまうためです。そのため、ブラックリストになると借入することが極めて困難になってしまいます。

 

<関連:ブラックリストとは?>

借入審査に使われる個人信用情報とは?登録期間から開示請求まで徹底調査

 

しかし、給料債権ファクタリングの場合は、借入ではないこともあって審査方法が異なります

 

給料債権ファクタリングは、原則、給料の受け取りによって一括支払いすることになりますので、給料受取が確実であればファクタリングサービスを提供する会社にはリスクがありません。

 

そのため、例え、ブラックリストにあたる方で銀行や消費者金融のカードローンなどの審査に通らない、審査落ちしてしまったという方であっても、就業していることに間違いが無く、給料受取があるのであれば、給料債権ファクタリングを利用してお金を調達することができます。

 

つまり、給料債権ファクタリングならブラックやカードローンの審査に落ちた方でも利用できます。

 

給料債権ファクタリングが利用できるのはブラックリストだけではありません。その他の借入が難しくなる状況でも同様に利用できます。

 

例えば、転職して勤続年数が短い時や、借入を延滞してしまっている、リスケ中などでも利用できます。

 

 

総量規制に制限されない

給料債権ファクタリングのメリットの1つは「総量規制」に制限されないことです。

 

総量規制というのは貸金業者などを制限する法律で、個人に対する融資を年収の3分の1を超えて行うことができないように規制する法律です。

 

そのため、既にカードローンなどで年収の3分の1に相当する金額を借入している場合、追加的な借入が必要でも利用できなくなります。

 

しかし、給料債権ファクタリングは総量規制による規制の対象外です。

 

そのため、年収の3分の1という制限に関係なく利用することができます。既にカードローンを制限一杯利用してしまっている場合にも、給料債権ファクタリングなら調達できる可能性があります。

 

 

2社間・3社間の違い

給料債権ファクタリングには「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2種類が用意されています。

 

申込にあたっては、どちらのファクタリングを利用するかを考えておく必要があります。

 

なお、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いは、給料を支払う先(お勤め先)に対して、給料債権の売却について知らせるかどうかで決まります。

 

お勤め先に対して、給料債権の売却を連絡して、給料支払い時に、直接七福神に対して支払ってもらう方法が「3社間ファクタリング」です。一方、お勤め先には何も知らせず、伏せた状態で利用するのは「2社間ファクタリング」です。

 

通常、お金を借りることや、給料債権ファクタリングの利用はお勤め先には知らせたくないと思われますので、希望が多いのは2社間ファクタリングです。

 

しかし、逆に、ファクタリング会社にとっては、お勤め先から直接お金を受け取れる3社間ファクタリングの方が回収リスクは低くなります。そのため、3社間ファクタリングの方が手数料は低く、2社間ファクタリングの手数料の方が高くなってしまいます。

 

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い

 

 

七福神はどんな会社?

2020年8月追記

給料債権ファクタリングとして有名な会社に七福神がありました。

 

しかし、2020年に七福神は実質的に事業を停止しています。給料債権ファクタリングは貸金業法の規制対象となりましたので、今後は従来のように給料債権ファクタリングを利用することは難しいと考えた方が良いでしょう。

 

七福神ってどんな会社なのかと不安に思われる方もいるでしょう。お金に関するサービスですので、安心・安全でない会社は利用したくありません。「七福神」というのは商標であり、運営している会社は「㈱ZERUTA」です。

 

<七福神の運営者情報>

会社名

㈱ZERUTA

代表者

足立 慎吾

事業内容

1.ファクタリング事業

2.広告代理業

3.ホームページ制作

4.営業アウトソーシング事業

5.各種コンサルティング事業

6.前各号に附帯関連する一切の業務

住所

東京都調布市調布ケ丘2-15-1ビリアベルデ310

営業時間

9:00~19:00

定休日

土、日、祝日

取引金融機関

みずほ銀行、三井住友銀行

設立

平成30年6月5日

資本金

5,000,000円

 

 

七福神がおすすめの理由

急いでお金が必要、カードローンの審査に落ちたという方には七福神の給料債権ファクタリングがおすすめです。ここでは、おすすめする理由をご紹介します。

 

七福神の給料ファクタリングサービス

 

即日入金が可能

七福神の給料債権ファクタリングは即日資金調達が可能です。即日どころか最短30分での入金も可能です。振込入金が原則ですので、銀行の営業時間内に限定されますが、間に合えばすぐに入金してもらうことができます。

 

信用情報に残らない

給料債権ファクタリングは借入ではありませなん。そのため、利用したことが個人信用情報に掲載されませなん。新たにカードローンや、住宅ローンなどの申込をする場合、必ずと言って良いほど、個人信用情報が確認され、借入の多い方は審査に通りにくくなります。

 

給料債権ファクタリングは借入ではありませんので、こういった個人信用情報に掲載される危険がありません。

 

ブラックでも利用できる

給料債権ファクタリングは、カードローンなどと違い、審査で個人信用情報を重視されません。

 

むしろ、就業していて、定期的に給料を受け取っていることが重視されます。そのため、ブラックリストの方でも七福神の給料債権ファクタリングを利用することができます。

 

パート・専業主婦でも利用できる

七福神の給料債権ファクタリングは働いていない専業主婦の方でも利用できる可能性があります。

 

この場合、配偶者が就業されていて、安定収入があることが条件となりますが、専業主婦だからと利用を制限されることはありません。

 

なお、パートとして働いている方は、ご自身の収入をもとにして給料債権ファクタリングを利用することができます。

 

勤務先・家族にばれない

七福神の給料債権ファクタリングは勤務先・家族にばれずに利用できます。

 

お勤め先への在籍確認が行われることはありますが、その際は個人名などで「七福神」といった名称を出さずに行われます。ご家族への連絡は一切ありません。そのため、勤務先や家族にばれずに利用できます。

 

 

給料債権ファクタリングのデメリット

給料債権ファクタリングにもデメリットはあります。すぐにお金が必要という場合、カードローンなどの選択肢もありますが、給料債権ファクタリングとどちらを利用すべきかはデメリットも含めて検討しましょう。

 

返済は一括に限定

給料債権ファクタリングの返済は、給料日に一括で行う方法に限定されます。カードローンなどのように少額で毎月分割返済するということはできません。

 

給料債権ファクタリングの場合、継続的にお金が必要なら、給料日に一旦全額返済した後に、再度、給料債権ファクタリングを利用する必要があります。しかし、何度も頻繁に利用すると、やはり手数料も高めですのでコストがかさんでしまいます。

 

調達できる上限は給料まで

給料債権ファクタリングで調達できる金額は「給料」の額が上限となります。それも、年収ではなく、月額の給料です。給料債権ファクタリングは、給料の前借に近く、受取が決まっている給料に対してしか利用できないのです。数ヶ月先の給料というのは、まだ働いていない分であり、こういった将来の給料に対して給料債権ファクタリングは利用できません。

 

手数料が高め

カードローンなどの借入に対して、給料債権ファクタリングの方が手数料は高くなります。大手消費者金融のカードローンやキャッシングの場合、上限金利は18.0%になります。

 

一方、給料債権ファクタリングの場合、ファクタリング手数料は2~5%程度になります。この2~5%程度の手数料は、1ヶ月以内の短期資金に対しての手数料であり、年利に直すと20%以上もの手数料に相当します。短期の必要のために利用するのなら良いのですが、一定期間借りたままにしておきたいというお金に給料債権ファクタリングは適していません。

 

 

まとめ

七福神の給料債権ファクタリングならブラックになってしまった方でも利用することができます。

個人がお金を借入する際に有力なのはカードローンやキャッシングですが、あらたな方法として給料債権ファクタリングというものがあります。給料債権ファクタリングは給料の前借のようなサービスと考えれば理解しやすいでしょう。

 

就業していないと利用できませんが、条件にあてはまればブラックリストでも利用できます。

 

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