カードローンはどこの会社から借りるのが良い?カードローンの選び方ガイド

社会人になると、何かと付き合いも多く、出費が増えることもしばしばあります

借入が嫌いな方にとって、利用したくないと思われがちなカードローンも、保険的に契約しておけば、いざという時には役に立つものです

 

しかし、初めてのカードローンとなると、どこの会社に申し込んだらいいか分からない方も少なくありません。そのいざという時に役立つ知識と、これからカードローンを申込む方へ、おすすめのカードローン会社や商品を分かりやすくご紹介していきます。

 

 

カードローンの種類を知る

1言でカードローンと言っても、全てのカードローンが同じではありません。

カードローンは利用する銀行や消費者金融の会社毎や、商品の種類ごとで大きく異なりますので、どこで借入するかが重要です。ここでは、カードローンの発行会社毎に、カードローンの特徴を整理してみましょう。

 

借入先のタイプ別にカードローンを分けると以下のようになります。

  • 銀行系カードローン
  • ネット銀行系カードローン
  • 消費者金融系カードローン
  • 信販系カードローン

同じ「カードローン」と言われるものでも、タイプ別に特徴が異なりますので良く確認が必要です。

具体的なカードローンの商品を確認する前に、まずは、タイプ別の特徴を理解しておきましょう。分かりやすいよう表にメリット・デメリットを踏まえた特徴をまとめました。

 

<カードローンのタイプ別特徴>

 

銀行系

ネット銀行系

消費者金融系

信販系

特徴

都市銀行や地方銀行が発行しているカードローン。

主に都市銀行が提供しているネット専用のカードローンサービス。

アコムやプロミスなど、カードローン業務を主とした企業が発行しているカードローン。

クレジットカード会社が、クレジットカード一体型、もしくはキャッシング専用のカードローンとして発行。

メリット

・金利が安い

・総量規制対象外

・金利が最も安い

 ・総量規制対象外

・即日融資が可能

・初回のキャンペーンなどが充実

・ネット・実店舗ともにサービスが充実している

・審査が通りやすい

・金利が低いところもある

・クレジットカードと一体型が多いので、カードを1枚に集約できる

デメリット

・審査が通りにくい

・月々の返済額が安いことにより(ミニマムペイメント)返済額が長期化する恐れがある

・即日融資ができない

・審査が通りにくい

・月々の返済額が安いことにより(ミニマムペイメント)返済額が長期化する恐れがある

・即日融資ができない

・金利が高い

・総量規制対象

・金利が高め

・審査が消費者金融系に比べると通りにくい

・総量規制対象

 

▼銀行系カードローンの例

 

▼ネット系銀行カードローンの例

 

 

▼消費者金融系カードローンの例

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適用金利(実質年率)借入可能額
3.0%~18.0%1~800万円

 

SMBCモビット
4.98

☆SMBCグループ
☆WEB完結申込なら「来店不要」「郵送物なし」「電話連絡なし」で申込完結
☆誰にもばれずに申込したい方にも最適

借入可能額(最大)

800万円

適用金利・手数料など

3.0%~18.0%(実質年率)

所要時間

10秒で簡易審査・即日借入可能:*申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱いとなる場合があります

 

 

知っておきたい総量規制の知識

種類の異なるカードローンで、最も大きく異なる点が、カードローンを取扱う上での、法律上の規制になります。この法律の違いが、カードローンで利用できる借入金額の差につながりますので、どこの会社から借りるのが良いかの参考になります。

融資を行う金融機関は、それぞれ法律に従って営業を行っています。しかし、銀行と貸金業者(信販会社、クレジットカード会社、消費者金融など)では、基とする法律が異なります。

 

銀行系・ネット銀行系カードローンは、「銀行法」により定められ、一方で、信販系・消費者金融系は、「貸金業法」で定められています。

 

この違いが、総量規制の規制対象となるかどうかの違いに繋がります。

・銀行系・ネット銀行系→銀行法=総量規制無し

・信販系・消費者金融系→貸金業法=総量規制有り

総量規制とは、個人が無担保で借入を行う場合に、「年収の3分の1」を借入可能額の上限とするもので、年収の3分の1を超えて借入ができないように規制した法律になります。

そのため、銀行系の方が借入できる金額は、必然的に大きくなることになります。

 

カードローンを利用するのに知っておきたい総量規制の基礎知識

 

 

例外的な銀行もある

しかし、近年は、大手銀行を中心として、カードローンを総量規制に準じて取り扱いを行うように変わってきています。

 

銀行が総量規制に準じるというのは法律上の規制ではなく、あくまでも銀行の自主規制によるものです。そのため、銀行間で、総量規制に対する対応には大きく差があります。銀行によっては総量規制と同等の扱いをしているところもあれば、全く総量規制を無視する銀行もあります。

 

なお、この銀行カードローンの総量規制に準じる自主規制は、大手銀行を主とする銀行協会が主導で行っています。そのため、大手銀行は基本的に自主規制の対象となり、地方銀行の一部は自主規制に従っていない状況となります。

 

<関連記事:銀行カードローンの自主規制>

 

そのため、総量規制の制限を超えて借入を行いたいという方は、地方銀行カードローンを選ぶのが良いでしょう。

 

▼静岡銀行のカードローン

 

 

カードローンによる金利差と審査基準

上記の表を見ても分かる通り、カードローンの借入先毎によって金利は大きく異なります。借入先と金利の関係をイメージにすると以下のようになります。

 

ネット銀行系>銀行系>消費者金融・信販系

 

カードローンの場合、金利は、ネット銀行系や銀行系のカードローンが安い傾向にあり、信販系や消費者金融系のカードローンが高くなる傾向にあります。

 

これとは正反対に審査基準は、消費者金融系や信販系のカードローンの方が通りやすい傾向にあり、銀行系カードローンの方が審査は厳しい傾向があります。

ただし、あくまで全体としての傾向になり、会社によってはそうでないところもあるため、注意して下さい。

 

 

月々の返済額設定も異なる

カードローンでは、1括払いもしくはリボルビング払い(リボ払い)で返済しますが、ほとんどがリボ払い(毎月の分割払い)になります。

 

その時、返済額は借入金額に応じて毎月決められた最低返済金額を基準として支払わなければいけません。

決められた金額の返済を行わなければ延滞になるわけですが、この時の返済金額の設定がカードローンの種類によって異なります。

 

例えば、100,000円借入れがあると仮定した場合のリボ払いによる返済額は以下のようになります。

 

<毎月返済額の目安>

消費者金融系カードローン

銀行系カードローン

8,000円

4,000円

 

一見、銀行系カードローンの4,000円に魅力を感じるかもしれませんが、この金額だと、借入残高の減少は遅くなります。設定されている金利の水準が低くても、残高に対する返済額が少ない分、元本の減少が遅く、その分支払利息は増加することになります。そのため、完済時の支払利息は多くなってしまうこともあります。

 

カードローンの金利は、日割計算で行われる為、1日でも早く返済した方がお得です。また、カードローンの特徴として、一括返済しても、必要なら再度自由に借入することも可能です。

 

返済額が低すぎる時には、自身で多めに返していくことを心掛けましょう。

 

毎月の返済額を調整することも大切

 

 

カードローンを選ぶポイント!

カードローンの基本について、説明してきましたが、続いてはカードローンをどこで借りるのかを選ぶポイントについて説明していきます。

カードローンを選ぶポイントとしては、以下のようになります。

・金利

・無利息キャンペーン

・利用のしやすさ

カードローンを選ぶポイントは、個人差があります。上記は、一般的にカードローンを選ぶ時に、重視したいポイントとして3点を挙げました。それぞれ説明していきましょう。

 

 

気になる金利水準

カードローンだけに関わらず、どういった商品でも、購入する場合には「価格」を気にするでしょう。同じ目的を達成できる商品なら、少しでも価格の低い方を選びたいものです。そして、カードローンにとって価格とは、金利や、利息のことを意味します。そのため、カードローン商品を選ぶ際には、少しでも金利が低く、利息が少なくて済むものを利用したいものです。

 

カードローンの金利は、銀行系やネット銀行系で14%~15%、信販系や消費者金融系で18%前後と異なります。

銀行系カードローンと消費者金融系カードローンの金利差は3%~4%になり、これを大きいと感じるか小さいと感じるかは、個人差があると思いますが、差はあります。

 

カードローンは、日割計算で利息が算出されるため、長期間借入をすればするほど、金利差の影響が大きくなります。例えば、10万円を30日間借りた場合を例にして計算すると以下のようになります。

 

〔銀行〕

10万円(元金)×14%(実質年率)÷365(年間日数)×30(借入日数)=1,150円

 

〔消費者金融〕

10万円(元金)×18%(実質年率)÷365(年間日数)×30(借入日数)=1,479円

30日間で、329円の金利差額が発生していますが、1年間(365日)で見ると以下のようになります。

 

〔銀行〕

10万円(元金)×14%(実質年率)÷365(年間日数)×365(借入日数)=14,000円

 

〔消費者金融〕

10万円(元金)×18%(実質年率)÷365(年間日数)×365(借入日数)=18,000円

 

1年では、4,000円もの金額の差が生まれ、当然期間や借入額が大きくなれば、さらに差は大きくなります。年間で4,000円の差が出てくれば、無視することもできませんよね。初めから高額、長期間の借入になるとわかっている場合には、少しでも金利が安い商品を選ぶ必要がありそうです。

 

カードローンの発行会社ごとで金利水準は異なる

 

 

無利息キャンペーンも活用

カードローンを選ぶ際に、短期間だけ借りたい方もいるかもしれません。

その際は、消費者金融系や信販系カードローンが行なっている無利息キャンペーンを利用するのが望ましいでしょう。

 

代表的なキャンペーンは、アコムやプロミスが行なっている30日間無利息キャンペーンになります。信販系カードローンでも、7日間限定といった無利息キャンペーンを行なっているところもありますので、一時的に借りたい方は重宝できます。

 

 

▼アコムのカードローン

アコムカードローン
4.8

☆土日でも借入可能
☆24時間申込受付
☆三菱UFJフィナンシャル・グループ
*おすすめ度は当社独自評価による

借入可能額(最大)

800万円

適用金利・手数料など

3.0%~18.0%(実質年率)

所要時間

審査は最短30分、最短即日借入も可能

その他優遇など

最大30日間金利0円

 

▼プロミスのカードロ―ン

プロミス
4.85

☆WEB申込なら来店不要で申込完結
☆郵送物不要、WEB完結で誰にも知られず申込可能
☆24時間申込可能
☆2020年オリコン ノンバンクカードローン部門第1位

借入可能額(最大)

500万円

適用金利・手数料など

4.5%~17.8%(実質年率)

所要時間

最短即日

その他優遇など

30日間利息0円(初回利用日から30日)

 

 

カードローンの利用のしやすさ

カードローンの利用のしやすさで言えば、以下の2点がポイントになります。

・カードローンの申込のしやすさ

・キャッシングの利用しやすさ

カードローンの申込は、無人機による受付・ネット受付・書類受付・窓口での受付とありますが、やはりネットからの申込と、無人機の併用による受付が便利です。金融機関の人との対面もせず借入が可能ですので便利です。

 

しかも審査に通ればすぐに借入できるという特徴もあります。

特に消費者金融系カードローンであれば、申込日即日での借入も可能です。

 

<関連記事:即日借入可能なカードローン>

 

ネット受付は、携帯1つで申込ができますが、ネットだけでは即日借入が難しくなります。ネットから申込を行い、審査に通過してから無人契約機を利用する方法であれば、即日借入も可能です。

なお、借入を急がないという方であれば、ネット申込が便利です。PCやスマホから申込を行ない、審査に通過すれば、後日郵送で借入専用カードが送付されます。

 

カードローンの中には、ネットでの即日振込や返済まで、可能になっていて、わざわざATMに行かなくても借入が可能なものもあります。ネット銀行系カードローンも、ネット専用ですので、遜色なく利用できますので、大きなアドバンテージと言えます。

 

 

種類別!おすすめのカードローン!

カードローンの概要について、主に説明してきましたが、最後に種類ごとのおすすめのカードローンを抜粋してご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

 

ネット銀行系:楽天銀行カードローン

楽天銀行カードローンは金利がお得でWEB完結

ネット銀行系の特徴とも言える、金利の安さや、利便性の高さから「楽天銀行カードローン」を紹介します。

 

実質年率

1.9%~14.5%

利用限度額

800万円

借入方法

提携ATM、WEB・モバイルサイトからの借入(口座振込)

利用条件

満20歳以上62歳以下の方で安定した収入がある方

特徴

2018年8月28日~2018年11月15日の期間限定で、金利が半分で利用できるキャンペーン中

 

楽天銀行カードローンは、ネット銀行系カードローンだけでなく、カードローン業界全体のなかでも、トップクラスに金利が低いのが特徴です。

 

カードローンへの申込もWEB経由で完結でき、店頭に行くことなく完結できるので非常に便利になっています。

 

楽天銀行カードローン
4.3

楽天銀行カードローンは金利がお得でWEB完結

・楽天グループのカードローン
・WEB申込で手続き完結。契約など来店不要

 

 

銀行系:みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローン

銀行系のカードローンとなると、とても多くの種類がありますが、その中でも低金利な「みずほ銀行カードローン」を紹介します。

 

利用条件

満20才以上満61才以下で安定した収入のある方

特徴

キャッシュカード兼用のカードローンは、口座振替時に残高不足していると、自動的に借入し代わりに引き落としができるサービスが付いている。

 

表を見ての通り、金利は上限14%と低い金利で借入が可能になります。都市銀行ということもあり、提携ATMも多く利便性も問題ありません。特徴の部分の記載については、銀行系カードローンであれば、ほとんど可能なサービスにはなっています。

 

 

消費者金融系:アコム・プロミス

消費者金融系では、代表的な「アコム」と「プロミス」を紹介していきます。

 

 

アコム

プロミス

実質年率

3.0%~18.0%

4.5%~17.8%

利用限度額

1~800万円以内

1~500万円以内

借入方法

アコム窓口、アコムATM、提携CD・ATM、口座への振込

プロミス窓口、提携CD・ATM、口座への振込(インターネット、モバイル、電話)

利用条件

  20歳上の方で、安定した収入と返済能力を有する方でアコムの審査基準を満たす方

20歳以上69歳以下の方で、現在お仕事を持っている方

特徴

30日間無利息キャンペーン有り

30日間無利息キャンペーン有り

 

内容は似たり寄ったりですが、上限金利がプロミスの方が若干安いです。サービス面でも、大手だけあり充実しているので、遜色ありません。

 

プロミス
4.85

☆WEB申込なら来店不要で申込完結
☆郵送物不要、WEB完結で誰にも知られず申込可能
☆24時間申込可能
☆2020年オリコン ノンバンクカードローン部門第1位

借入可能額(最大)

500万円

適用金利・手数料など

4.5%~17.8%(実質年率)

所要時間

最短即日

その他優遇など

30日間利息0円(初回利用日から30日)

 

アコムカードローン
4.8

☆土日でも借入可能
☆24時間申込受付
☆三菱UFJフィナンシャル・グループ
*おすすめ度は当社独自評価による

借入可能額(最大)

800万円

適用金利・手数料など

3.0%~18.0%(実質年率)

所要時間

審査は最短30分、最短即日借入も可能

その他優遇など

最大30日間金利0円

 

 

なお、勤務先に対する電話連絡が嫌という方ならSMBCモビットがおすすめです。SMBCモビットには、WEB完結申込の制度があり、電話連絡が不要での申込が可能となります。勤務先への電話は同僚に借入がばれるなど、ストレスがあるものです。SMBCモビットでは、こういったストレスを軽減しながらカードローンの申込が可能です。

 

<関連記事:SMBCモビットにご紹介>

 

SMBCモビット
4.98

☆SMBCグループ
☆WEB完結申込なら「来店不要」「郵送物なし」「電話連絡なし」で申込完結
☆誰にもばれずに申込したい方にも最適

借入可能額(最大)

800万円

適用金利・手数料など

3.0%~18.0%(実質年率)

所要時間

10秒で簡易審査・即日借入可能:*申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱いとなる場合があります

 

 

信販系カードローン:セディナ

信販系のカードローンでは、短期間ではありますが、無利息キャンペーンを行っている「セディナ」をご紹介します。

 

実質年率

上限18%

利用限度額

1~200万円以内

借入方法

提携CD・ATM、口座への振込(インターネット、電話)

利用条件

20歳以上64歳以下の方で、電話連絡可能な一定の収入がある方

特徴

7日間限定で無利息キャンペーン有り

 

金利は、銀行系に比べると高いですが、無利息キャンペーンもありますので、サービス面としては悪くありません。以上が各種のおすすめカードローンにはなりますが、当然まだまだたくさんの種類があります。

 

カードローンをどこで借りるのが良いかの決め手は、まずは自分が借入をするにあたってどのくらいの金額をどのくらいで返済するかを、しっかり計画立てて、そちらにマッチしたカードローン選びが最善の選択になるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

どの金融機関で申込しても条件が同じように見えるカードローンでも、申込先や商品の種類が異なれば特徴も大きく異なってきます。金利が安いカードローンや、サービス面が充実したカードローンなど魅力のある商品もたくさんあります。

 

そのため、カードローンはどこで借りるのかが非常に重要です。カードローンの選び方で、メリット・デメリットが大きく異なります。

ですが、カードローンはあくまで、自身の生活を良くするために利用していくものですので、自分の首を絞めてしまうような結果になれば、目も当てられません。

 

しっかりと理解することから始めて、計画的に利用していきましょう。

 

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