【2022年】住宅ローンの気になる金利動向!金利が上昇するって本当!?

これまで長きに渡る低金利時代が続いてきましたが2018年7月の日銀の発表により、長期金利に関して金利上昇の可能性が出てきました。

 

すでに住宅ローンを契約中の人や、これから契約する人にとって、金利の上昇は見逃せないニュースではないでしょうか。わずかな金利差が大きな支払額の差につながる住宅ローンですので当然です。

 

今後の金利動向はどうなるのか、また金利が上昇した場合の対策などについて解説していきます。

 

日銀の政策修正で金利が上がる?

日銀が2018年7月18日の金融政策決定会合で、これまで0%程度に誘導してきた長期金利を、上限0.2%程度までは容認すると発表しました。

 

これまで、上下0.1%の変動があった場合には国債を買い入れる「指し値オペ」を実施することで金利水準を維持してきましたが、今後は上下0.2パーセントまで変動を容認するとされています。

 

これまで、住宅ローンの長期金利が低金利水準を維持できているのは、この長期金利が0%に維持されていたためです。その長期金利が0%から、0.2%まで上昇する可能性が出てきたことになります。

 

これにより、住宅ローンでは変動金利には、しばらく影響がないと思われるものの、10年以上の固定金利に関して金利が上昇する可能性が出てきました。

 

現在は、0.2%の範囲ですが、今後、段階的に金利の上昇幅が広がっていく可能性もあります。但し、2019年には消費税の10%への上昇も予定されています。また、2020年にはオリンピックも終了するため、以降の景気への懸念もあるため、数年間は大きな変動がないものと予想されます。

 

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銀行の住宅ローン金利動向

長く続いた低金利時代から、2018年7月の日銀の金融政策変更によって銀行の住宅ローン金利はどのように変わっていくのでしょうか。

 

低金利で人気のある、住信SBIネット銀行の住宅ローン金利動向・推移を追ってみましょう。

 

<住信SBI住宅ローン金利推移>

変動金利固定10年固定20年固定35年
2018年9月0.457%0.860%1.310%1.470%
2018年8月0.457%0.810%1.260%1.420%
2018年7月0.457%0.810%1.210%1.370%
2018年6月0.457%0.810%1.160%1.320%
2018年5月0.457%0.760%1.140%1.300%
2018年4月0.457%0.740%1.160%1.270%
2018年3月0.457%0.770%1.160%1.320%
2018年2月0.457%0.770%1.160%1.320%
2018年1月0.457%0.720%1.160%1.320%
2017年12月0.477%0.720%1.160%1.320%
2017年11月0.477%0.720%1.160%1.320%
2017年10月0.477%0.720%1.160%1.280%
2017年9月0.444%0.640%1.160%1.280%

 

住信SBIネット銀行の住宅ローン金利推移は、昨年9月から追っていっても少しずつ上昇傾向にありましたが、2018年7月以降、固定金利はかなり上昇ペースが早まっています。これは日銀の政策変更の影響によるものと考えられます。

 

またこの金利は、過去2年の間でももっとも高い金利水準となっています。一方で、変動金利にはほとんど影響がないこともわかります。

 

このような固定金利の上昇傾向は住信SBIネット銀行だけでなく色々な銀行でも見られるため、今後住宅ローンを契約したい人は注意が必要です。各銀行も金利動向は同様の状況にあります。

 

 

 

今後の金利はどうなる?

日銀の今回金融政策変更によって、市場金利の動向はどうなるのか、金利が上昇するのかどうかという点について、専門家でもいくつかの見方がでています。

 

今回の政策変更で金利上昇は考えにくいという意見もあれば、金利が上がる可能性が高いとする見方もあります。すでに住宅購入が決まっている方や、住宅ローンを変動金利で借入している方には、金利の動向が気になりますよね。

 

住宅ローンの金利推移の見込みや今後の動向について確認しておきましょう。

 

 

変動金利には影響がない?

住宅ローンの金利は、日銀が設定する政策金利に連動している「変動金利」と、10年物国債の利回りと連動して決められる「固定金利」の2つの種類があります。

 

固定金利は金利が上昇しそうになると日銀が市場から国債を購入して「指し値オペ」を行います。指し値オペとは、日銀が市場から国債を買い入れるときに、指定した利回りで無制限に国債を請いいれる手段のことです。

指し値オペは、市場で長期金利の上昇をけん制する目的として実施されます。

 

これまで日銀は、上昇しそうになると指し値オペにて金利をコントロールしてきましたが、今後は上下0.2パーセントまで変動を容認すると発表されたことにより、長期金利については上昇する可能性があると見られています。

 

そのような見方の影響からか、住宅ローンにおいては、変動金利には変化はないものの、固定金利について2018年9月に住宅ローン金利が上昇した銀行は多くあります。

 

といっても今のところはそれほど大きく影響があるものではなさそうですが、少しずつでも上昇傾向にあるということは気がかりなポイントでもあります。特に、長期固定金利は上昇が続いているため、「固定金利」を利用したいと考えている方は、急いだ方が良いでしょう。

 

今後住宅ローンを契約する場合には、変動金利の場合はしばらく影響がないと考えられるものの、固定金利を考えている場合には注意が必要です。

 

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変動金利 0.475%、3年固定金利 0.39%、10年固定金利0.74%(2022年1月現在)

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金利の上昇に対応する方法

住宅ローンを利用する場合に一番心配なことは、将来的な金利の上昇だという人が多いのではないでしょうか。せっかく低金利で契約したのに、金利が上がったら返済金額が増えるのかと不安になる人も多いでしょう。

 

住宅を購入した後という人、またこれから住宅の購入を考えているという人は、今後金利が上昇した場合にどうすべきなのか、ポイントを確認していきましょう。

 

 

これから住宅を購入する人は?

これから住宅を購入しようと考えている人は、どの銀行の住宅ローンを利用するか迷うところではないでしょうか。

どこの銀行の住宅ローンを利用するかというほかに、固定金利か変動金利かで迷うという人も多いでしょう。

 

一般的に、金利が上昇している時は固定金利が良いと言われますが、先にも解説したように、今回の日銀の金融政策変更によって、変動金利ではなく固定金利に影響が出ると考えられています。

 

そのため、今後固定金利がどんどん上昇するという可能性も考えられるのです

どうしても固定金利がいいと言う人は、できるだけ早めに契約をすること、また変動金利も視野にいれて考えてみることをおすすめします。

 

 

 

すでに住宅ローン返済中の人は?

すでに住宅を購入して住宅ローン返済中だという人は、固定金利か変動金利どちらの契約なのかで条件が変わってきます。ここでは、変動金利と固定金利に分けて、対応方法を確認していきましょう。

 

変動金利で契約している場合

まず、現在変動金利で契約しているという人は、金利上昇時は固定金利への借り換えなどを検討する場合もあるかもしれません。しかし、繰り返しになりますが今回の日銀の政策では、固定金利が上昇する可能性があるため、固定金利への借り換えはおすすめできません。

 

また、基本的に変動金利よりも固定金利の方が金利を高めに設定されているため、変動金利から固定金利への借り換えで必ず得をするというものではなく、かえって損をする可能性も高いのです。

 

固定金利で契約している場合

住宅ローンを固定金利で契約している人の中で、フラット35のように全期間固定金利で契約中の人はまったく影響がありません。

 

金利上昇時のリスクを受けないというフラット35のメリットを最大限に生かすことができるといっていいでしょう。そのため、フラット35を利用されている方は心配不要です。

 

しかし、10年固定などの期間限定の固定金利で契約している場合には、今後の金利見直し時に高い金利設定になってしまう可能性があります。

 

10年後に突然毎月の返済額がぐんと増えて対応できない、という可能性も否定できません。

そのため、10年固定などで契約している場合は、10年後にどのような金利プランを利用できるのか、また自分自身が10年後にどのような状況にいるのかをよく考える必要があります。

 

いずれにしても、10年固定で住宅ローンを契約している場合は、10年後に対応できるように貯蓄をして備える必要があります。特に10年後、子供が大学入学などでお金がかかる時期に当たるという人は要注意です。

 

<関連:金利タイプの選択方法>

銀行員が教える住宅ローンを選ぶポイントと考え方/金利タイプの選び方

 

 

繰上げ返済をして金利上昇に備えよう

金利上昇時には金利プランの変更や借り換えなど、色々と考える人もいるかもしれません。

しかし、一番すべきことはとにかく「住宅ローンを早く返済すること」です。

 

借り換えなどが有効な場合もありますが、とにかく余裕があれば繰上げ返済を積極的に行い、住宅ローンの返済期間を短くしていくことが支払利息を減らして、金利の上昇に備えることに、一番効果のある手段だと言えるでしょう。

 

ただし、貯金がなくなるほどの繰上げ返済は意味がないため、あくまで余裕がある時にだけ繰上げ返済を行いましょう。

 

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所要時間

申込から融資実行まで1ヶ月程度

その他優遇など

全疾病保障特約を無料で付加、一部繰上げ返済手数料無料

 

 

まとめ

今回は気になる住宅ローンの金利動向について取り上げてみました。

住宅ローン金利は、これまで長く低金利時代が続いてきましたが、今後金利上昇の可能性も出てきましたので注意が必要です。

 

特に固定金利の上昇がすでに見られることから、今後固定金利で契約したい人は要注意です。

また、金利上昇時のリスクに備えるためにも、日頃から積極的に繰上げ返済を行うようにしましょう。

 

 

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