銀行フリーローンがおすすめ?
借金の借り換えに使えるのは、銀行や消費者金融で融資してくれるカードローンや、フリーローンといった借入です。総じて言えば、銀行のカードローン・フリーローンの方が、金利の設定が低くなることが多いので、銀行で借金を借り換えするほうがお得になる可能性は高くなります。
銀行フリーローンなら最も高い金利で、14%台で借入できることが多く、低金利で有名なイオン銀行なら、13%台以下で借入できます。銀行は預金など、低金利で資金を調達することが出来るうえ、消費者金融に比べると「審査基準が厳しい」ので、低金利のカードローン・フリーローンを融資することができるのです。
一方で、審査基準が厳しく、銀行では審査に通過できない方もいます。そういった方に消費者金融から借入できる「借り換え」、「おまとめローン」もありますので、こちらで借金の借り換えがおすすめです。
アコムなら負けていない!?
銀行と消費者金融の違いを、具体的な例で確認してみましょう。銀行カードローンの代表的な商品として、三菱UFJ銀行の「バンクイック」を取り上げます。バンクイックで100万円を借りる際の適用金利は13.6~14.6%の範囲内(2019年1月現在)となっています。
一方、消費者金融大手のアコムでは100万円の借入を行う場合、アコムの借入金利は、3~15%(2019年1月)の金利となります。上限金利で比較すると、14.6%と15.0%で、金利差はそれほど無いということが解ります。
一方で、三菱東京UFJ銀行のカードローンは、最低金利でも13.6%と、低下余地が低いのに対して、アコムのカードローンなら3%と大幅に低下する可能性もあります。銀行カードローンやフリーローンはおすすめですが、消費者金融には、アコムのように借り換えをする際の利用の仕方で大変お得なものがあります。
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☆土日でも借入可能
☆24時間申込受付
☆三菱UFJフィナンシャル・グループ
*おすすめ度は当社独自評価による
借入可能額(最大) | 800万円 |
---|---|
適用金利・手数料など | 3.0%~18.0%(実質年率) |
所要時間 | 審査は最短30分、最短即日借入も可能 |
その他優遇など | 最大30日間金利0円 |
借入限度額が増えると金利が下がる?
カードローン・フリーローンの特徴として、借入極度額が増加すると、金利が低くなるというものがあります。つまり、銀行カードローンは、たくさん借金した方が、メリットが増加するのです。銀行カードローンでは、大抵の場合、借入限度額が100万円大きくなるごとに金利設定が低くなっていくという特徴があります。
そのため、少額の借金ができるカードローンを複数枚持っているという方は、1件の銀行カードローンでまとめてしまうと、それだけでも、金利が下がる可能性が高くなります。
借り換えすると返済が楽になる?
複数のカードローンで借金している方は、フリーローンや、おまとめローンなどで借り換えすることで、返済負担が軽減できるかもしれません。カードローンの借入件数が増えたことで、借金の「返済負担が重い」と悩んでいる方も多いと思います。
複数のカードローンで借金していると、それぞれのカードローン毎に、最低返済額以上を毎月返済する必要があります。そのため、借入件数が増加することで、借入残高に対して、返済額が過大になってしまうということがあります。借金を借り換え、一本化すれば、返済負担が楽になる可能性があります。
また、借り換え時の返済期間を長めに設定することで、同じ借入額であっても毎月の返済額を低く抑えることもできます。
カードローンのランキング
「借金の借り換え」というポイントに絞り、カードローン・フリーローンを見た場合の、口コミ・評判・商品性のおすすめランキングをご紹介します。口コミ・評判は、インターネット上から検索可能なものを、口コミ・評判の内容を確認しながら参考にいたしました。
なお、銀行のカードローンや、フリーローンの中には、他の借金の借り換えに使用することを禁止しているものが、かなり多くあります。こういったカードローンや、フリーローンは、借り換え・おまとめ資金として借入できませんので、そもそもの商品性として、対象から除外いたしました。
今回は、あくまで、「借り換え」・「おまとめ」に使用できるカードローン・フリーローンのおすすめランキングといたします。
1位:楽天銀行カードローン
楽天銀行のカードローン(楽天スーパーローン)がおすすめです。
楽天銀行カードローンは銀行カードローンのなかでもトップクラスの借入限度額と低金利で有名なカードローンです。インターネット上からの申込で手続きが完結でき、一度も店舗に来店することなく申込ができます。
・楽天グループのカードローン
・WEB申込で手続き完結。契約など来店不要
2位:イオン銀行フリーローン
借金の借り換えに使える借り換え・おまとめローンで、もっともおすすめなのはイオン銀行のフリーローンとなります。イオン銀行フリーローンは、借入金利が3.8%~13.5%の範囲内となっており、カードローン・フリーローンのなかで、トップクラスの低金利で、借り換えが可能です。
借入最大額も700万円まで可能で、もちろん「借り換え」に使用できるフリーローンです。借り換えで失敗しないための重要な要素は、「借入金利を下げる」ことです。イオン銀行フリーローンの場合、このポイントをしっかりと押さえることができます。
イオン銀行フリーローンの口コミ・評判には以下のようなものがあります。
・意外に審査がすんなり通過
・コールセンターの対応が悪い
・専業主婦だけど審査に通過した
・初めての申込で200万円の審査に通過した
といった口コミ内容が見られます。イオン銀行フリーローンの口コミは、意外と審査に通過しやすいということと、コールセンターのなかには、対応の悪い方もいるというものが見られます。
3位:アコムのカードローン
アコムには、借り換え専用ローンがあります。通常、消費者金融で借入をする場合、「総量規制」の制限を受けるため、年収の3分の1を超える金額を借入することができません。
しかし、アコムの「貸金業法に基づく借り換え専用ローン」は総量規制の例外商品とされているため、この制限に関係なく借入することができます。
アコムの借り換え専用ローンの金利は、7.7%~18.0%の範囲内で、最大300万円までの借入が可能です。こちらの借り換え専用ローンの使い途は、貸金業者からの借金の借り換え専用です。
アコムの借り換えローンの口コミ・評判
・審査スピードが速かった
・審査に通り易い
・借入上限額は最大300万円(低い)
・金利は、銀行おまとめローンより高い
といった口コミが見られます。アコムの借り換え専用ローンは、意外にも口コミ・評判は良いのが特徴です。
借入金利も、おまとめの結果、100万円以上の借入をするなら、銀行からの借入時とそれほど大きくは変わらない、もしくは、むしろ銀行より低くなる可能性もあります。現在の借入が、消費者金融や、信販会社などで3件以上ある方、銀行カードローンの審査に通過が難しい方には、アコムの借り換え専用ローンがおすすめと言えます。
☆土日でも借入可能
☆24時間申込受付
☆三菱UFJフィナンシャル・グループ
*おすすめ度は当社独自評価による
借入可能額(最大) | 800万円 |
---|---|
適用金利・手数料など | 3.0%~18.0%(実質年率) |
所要時間 | 審査は最短30分、最短即日借入も可能 |
その他優遇など | 最大30日間金利0円 |
4位:りそな銀行フリーローン
店頭型銀行(ネット専業銀行ではない)で借金の借り換え資金として借入可能で、おすすめは、りそな銀行のフリーローンです。りそな銀行フリーローンの適用金利は、6.5%~14.0%の範囲内です。借入可能な最大限度額は300万円となります。
借入可能額が、それほど大きくはありませんが、金利水準がイオン銀行フリーローンに次いで低いため、借金の借り換え時に金利を下げることが狙えます。借金を借り換えして、返済負担を軽減しつつ、借入返済を進めていくのに適したフリーローンと言えます。
りそな銀行フリーローンの口コミ・評判
・審査スピードが速く、即日で回答を受けることができた
・おまとめローンによくある「借入条件(年収、雇用形態など)」が無くて、借入申込できるところが良かった
・WEBからの申込が可能で、土日でも審査、契約可能で助かった
といった口コミが見られます。
りそな銀行フリーローンでは、申込条件が少ないため、比較的「広い範囲の方」が借り換え申込できることが特徴となっています。また、WEB契約なら、土日でも審査結果、契約手続きができるのもメリットと言えます。
5位:中央リテール
中央リテールは中堅規模の消費者金融会社です。それほど知名度が高い会社でありませんが、東京に本店を置く老舗の消費者金融です。中央リテールは「おまとめローン」を専門とする消費者金融であり、銀行や大手消費者金融よりも金利が低いおまとめローンを提供しています。
さらに、銀行のおまとめローンは審査基準が厳しく、審査に通るのが難しいのに対し、比較的審査に通りやすく、利用しやすいおまとめローンになります。何とか、おまとめローンで借金問題を解決したいと考えている方は中央リテールがおすすめです。
☆中央リテールのおまとめローン
☆おまとめローンの老舗会社
☆中堅消費者金融ですが業歴も長く安心
借入可能額(最大) | 500万円 |
---|---|
適用金利・手数料など | 10.95%~13.0%(実質年率) |
所要時間 | 審査まで2時間、融資実行まで最短1日 |
<関連記事:りそな銀行のご紹介>
借り換えに向かない借入とは?
借り換え・おまとめの使用に適さない借入商品もありますので注意しましょう。複数のカードローンで借金している方は、「毎月の返済額を下げて、返済負担を軽くしたい」と希望している方も多いでしょう。
そのため、返済額が下がるなら、多少金利が高くても良いという方がいます。しかし、金利が高くなる借り換え・おまとめローンは避けるべきです。返済期間を長期化することで返済負担が下がったと喜んでいても、実は、借入時の金利が高くなることで、借金に対する総支払額が増加してしまうこともあります。
金利が上昇してしまう借り換えのことを、おまとめローンの失敗と言う人もいます。「毎月返済額」という目先の負担は下がったけど、長い目で見ると、大幅に損をするということになりかねません。
(関連記事:借金を借り換えする方法)
借り換え・おまとめローンの審査基準?
借り換え・おまとめローンの審査通過率をあげるには、審査基準を理解・把握し、あらかじめ審査に備えて準備しておくことが大切です。
年収が多い方が有利?
借り換え・おまとめローン審査で見られるポイントの1つ目は年収です。年収は借入可能額を決定する重要な要素の1つです。もちろん、年収が大きい方が、おまとめローンの審査にも通過しやすくなります。
但し、年収が高ければそれだけで良いというわけでもありません。年収は大きいだけでなく、安定していることも重要です。
収入の安定性とは
借り換え・おまとめローンの審査基準に「収入の安定性」があります。収入の安定性とは、現在の年収が維持されていくことの期待値とも言えます。収入の安定性は、勤続年数、雇用形態(正社員、契約社員、派遣、アルバイト、パートなど)から判定されることとなります。
借り換え・おまとめローンを借入する場合、特に銀行から借入するには、アルバイト・パートの方はかなり、審査に通過するのは難しくなってしまいます。
(関連記事:安定収入のポイント)
個人信用情報とは
借り換え・おまとめローンの審査では、個人信用情報も確認されます。個人信用情報は、申込人の借入状況を確認することのできるもので、借入残高や、借入件数、どういった借入(カードローン、クレジットカードなど)、延滞の有無などが判明します。
借入申込を行う時に、申込人からその時点の借入状況を自己申告する必要があり、自己申告で嘘を付いていないかどうかは個人信用情報から判明します。個人信用情報が審査に影響するのは以下です。
①延滞歴、事故歴など良くない情報がある
②借入件数・借入残高が多い
③自己申告に嘘がある
これらの情報があると、借り換え・おまとめローンの審査に通過できなくなることもありますので、注意が必要です。なお、②の借入件数、借入残高が多いと判定されるのは、銀行カードローン・フリーローンへのお申込みで3件以上、消費者金融へのお申込みで5件程度と考えておけばよいでしょう。
<関連記事:個人信用情報とは?>
まとめ
借金の件数が増えてしまうと、返済負担が重い、金利が高いといった問題点があるため、金利の低い別の借金に「借り換え」たり、1本の借金に「おまとめ」することで、負担が軽くなることが期待されます。
また、適切におまとめすることで、借入件数が減少した方が、その後の新規借入時などでの信用も下がりにくくなることが期待できます。「良い」借り換え・おまとめローンを見つけるには、口コミ・評判と、商品内容をしっかりと確認することです
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