相見積もりでファクタリング手数料を下げる方法!最強の資金調達交渉術

ファクタリングは銀行から融資を断られた企業でも、資金調達できる可能性があります。

さらに、早ければ、即日での資金調達も可能という便利な資金調達方法です。

 

しかし、一方で、ファクタリングは銀行融資に比べて、資金調達に必要な手数料は高くなりがちです。

あまりに高い手数料でファクタリングを利用すると、経営に大きな影響を与える可能性もありますので、ファクタリング利用時には、手数料を低く抑えることが大切です。

 

ファクタリング手数料を低く抑えるために重要なのが相見積を取ることです。

本記事ではファクタリングを利用する際の相見積の取り方、比較の仕方、注意点などについて説明します。

今回の記事のポイント

  • ファクタリングで相見積もりを利用した方が良い理由
  • ファクタリング手数料の決まり方
  • ファクタリングの基本的な利用方法
  • 相見積もりで呼びたいおすすめのファクタリング会社

 

ファクタリングと資金繰り

ファクタリングを利用する際に注意しなければならないのが、ファクタリングをよく理解することと、その手数料に注意することです。

 

ファクタリングとは?

他の資金調達方法と違いファクタリングは売掛債権を売却することによって資金を得る資金調達方法です。

銀行融資で例えると、証書貸付や手形貸付などの新たな資金を借入する方法ではなく、手形割引に近い資金調達方法になります。

つまり、受取手形や、売掛金など、将来的に回収できる予定の売掛債権を、前倒しで資金化するタイプの資金調達方法というのが特徴です。

 

ファクタリングでは、借入のように、追加的な資金が得られるわけでないことに注意が必要です。

一時的な資金不足への対応なら問題ありませんが、常に資金が足りないという場合には、追加的な資金調達の対応が必要です。

ファクタリングを「つなぎ融資」として活用しながら、ビジネスローンなど、借入を検討する必要があるでしょう。

 

<関連:ビジネスローンの活用方法>

>>ビジネスローンの活用方法とメリット・デメリット

 

ファクタリング手数料は高め

また、その対価として手数料も発生します。ファクタリングの手数料は、一般論として他の資金調達よりも高くて、1~10%程度が平均的な相場だと言われています。

 

銀行融資やビジネスローンは、法律によって利息が制限されているのに対して、ファクタリングは法律による手数料の制限がありません。

ファクタリングは融資審査が通りやすく、さらに審査結果が早いというメリットがある反面、ファクタリング業者にとってリスクが高めの方法であり、手数料水準も高くなってしまいます。

 

以上の点から、ファクタリングをよく理解して活用しないと、中長期的な資金繰りが悪化する可能性も考えられます。

この資金繰りへの悪影響を緩和する方法は2つあります。

 

利益率の高い事業が必要

1つは粗利率の高いビジネスを行うことです。

粗利率が低ければ相対的にファクタリングの手数料が利益に与える影響が低いのでファクタリングをしても長期的な資金繰りに苦しまなくても良い可能性があります。

 

しかし、粗利率は業種によってある程度固定されていますし、利益率を高めろと言われても、それほど簡単に利益率を高くでっきるわけではありません。

そして、利益率が高まったからといって、何よりファクタリングのリスクに対する本質的な解決にはなりません。

 

ファクタリング手数料を下げる

ファクタリングの資金繰りに対する悪影響を緩和するためには、ファクタリングの手数料を軽減する必要があります。

 

ファクタリング手数料を下げる方法にはいくつかの選択肢があります。

ファクタリングの手数料を削減するためには二社間ファクタリングよりも三社間ファクタリングを利用するのも有効ですし、債権回収に問題が無さそうな、信用力が高い、優良債権をファクタリングすることも有効です。

 

ただし、一番簡単な手数料の下げ方は、相見積によって一番手数料の安いファクタリング業者を調べることです。

 

ファクタリング手数料を下げる方法

 

相見積もりとは?

相見積もりとは、複数のファクタリング会社に並行して相談して、それぞれを競争させながら、ファクタリング条件の提示を受ける方法です。

ファクタリングでは、単独の1社に相談するよりも、複数のファクタリング会社に相談する方が、非常に高い確率で良い条件を引き出すことが可能になります。

 

ファクタリング業者も、せっかくの案件は大切にしますので、競合する同業者がいれば、条件交渉で負けないように努力してくれます。

単独の1社だけに相談して、いくら条件交渉しても、ファクタリング手数料は下がりませんが、複数の会社で相談することで、条件は良化しやすくなります。

 

相見積の取り方・比較の仕方

ファクタリング手数料を下げるためには、相見積もりによってファクタリング業者を選定することが大切です。

それでは、実際に、相見積もりを行うには、どのようにすれば良いのでしょうか。相見積もりの具体的な方法について解説します。

 

相見積もりは何社とるべき?

まず、相見積もりを成功させるためには、最低でも3~4社のファクタリング会社から見積もりをとった方が良いでしょう。

相談するファクタリング会社は、知名度・口コミ・評判をもとに、手数料が低く、信用力のあるファクタリング会社から選択するのが良いでしょう。

以下の関連記事もご参考としてください。

 

<関連:おすすめファクタリング会社の比較>

おすすめファクタリング会社をランキングでご紹介

 

ビートレーディング
4.95



☆ファクタリング業界で最も知名度・利用実績が豊富
☆全国対応可能
☆かんたん5秒の簡易診断サービスあり!

適用金利・手数料など

2%~(ファクタリング手数料)

所要時間

最短即日での現金化

その他優遇など

2社間・3社間ファクタリングも利用可能

資金調達限度額

3億円

利用できる方の条件

個人事業主・法人ともに可能

 

三共サービス
4.95



☆ファクタリング業界で最も知名度・利用実績が豊富
☆全国対応可能
☆かんたん5秒の簡易診断サービスあり!

適用金利・手数料など

2%~(ファクタリング手数料)

所要時間

最短即日での現金化

その他優遇など

2社間・3社間ファクタリングも利用可能

資金調達限度額

3億円

利用できる方の条件

個人事業主・法人ともに可能

 

簡易見積もりだけならば、書類が無くても必要事項を答えるだけで見積もりを行うことができます。

また、ご自身がファクタリング審査に通るかどうかが不安、もしくは事前に確認しておきたいという方は、以下の関連記事で、売掛金の仮査定を行われるのがおすすめです。

 

関連:ファクタリングの簡易審査の方法

ファクタリングの一括簡易審査・仮査定とは?

 

このように見積もりは簡単に取ることができますが、重要なのは見積もりを比較することです。

見積もりを比較する際に最も重要なのが手数料です。

もちろん、手数料の大小によって手元に残る金額が大きく変わります。

 

貸倒時の責任負担はどちら?

他にもノンリコースか、リコースかというポイントもチェックするべきです。

「リコース」というのは、日本語に直すと「遡及」という意味です。

売却後の売掛債権が回収不能になった場合に、ファクタリング利用者と、ファクタリング会社のどちらが損を負担するかということです。

 

日本のファクタリング会社は原則として、ファクタリング会社が負担します。

ファクタリング会社が債権を回収できなかったとしても、利用者がその債権を立て替えなくても良いノンリコースが一般的です。

ただし、念のためにノンリコース契約になっているかは、ファクタリング締結前に、ファクタリング契約書で確認した方が良いです。

悪質なファクタリング会社の場合、ファクタリング利用者負担にしていることがあります。

 

なお、銀行の手形割引の場合は、利用者が負担するリコース契約になります。

銀行は手形割引のリスクを負担してくれません。

回収リスクに関しては、ファクタリングにメリットがあります。

 

ファクタリングの掛け目を比較

また、掛け目についてもチェックする必要があります。

ファクタリングは契約すれば満額がすぐに振り込まれるわけではありません。

ファクタリング金額のうち何割かを先に、残金を債権の回収が終わった後に振り込むというのが一般的です。

 

この何割をはじめに貰えるかという割合を掛け目と呼びます。

掛け目を加味したうえで資金調達をしないと、直近で調達したい資金に足りないという場合も考えられるので注意してください。

 

2社間・3社間の比較

更に、2社間ファクタリングの契約か3社間ファクタリングの契約かもきちんと確認してください。

一般的に3社間ファクタリングの方が手数料は安くなります。

一方で、売掛債権の支払人となる取引先に、売掛金が譲渡されたことが通知されますので注意してください。

取引先次第では、ファクタリング利用がきっかけとなって、当社の信用に不安を持たれてしまう危険があります。

 

<関連:2社間・3社間ファクタリングの違いと注意点>

2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの違いと選び方

 

相見積を取る際に注意点

ファクタリング会社から相見積を取る際にはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

比較項目についてはさきほど説明したとおりですが、ファクタリング会社自体にも注意が必要です。

 

ファクタリング会社には多くの事業者が参入しており、なかには悪質なファクタリング会社も存在します。

会社の雰囲気もファクタリング会社を決めるうえで重要な要素の1つです。

 

悪質ファクタリング会社に注意

ファクタリング業は無資格で参入できるために、ヤミ金から鞍替えしてファクタリング会社になった会社もたくさん存在すると言われています。

相見積の段階で手数料が安そうだったからという理由で、安易にファクタリング会社を決めてしまえば、実は契約内容がずさんだった、ファクタリングではなくて、債権を担保にした融資契約を結ばされていたというトラブルが発生する可能性もあります。

 

このようなトラブルに巻き込まれないためには信頼できるファクタリング会社に依頼するのが重要です。

ただし、信頼できると言っても、問題がありそうな業者は何となくの印象でもかなり判別できます。

 

例えば、電話番号が固定電話でない、オフィスの住所が良くわからない場所になっている、他のファクタリング会社のホームページを模倣した作り、代表の名前などがわからないなど、少し調べれば危険な雰囲気がわかります。

 

また、第三者のサイトにファクタリング会社のレビューが書かれている場合もあるので、そのようなレビューを参考にして大丈夫そうなファクタリング業者だけに見積もりを取るという方法も存在します。

見積もりでただ安い業者を選ぶだけではなく、大丈夫そうな業者にファクタリングを依頼した方が良いでしょう。

 

なお、悪質ファクタリング会社の見分け方や、契約前の注意点は以下で詳しく解説していますので、こちらもご参照下さい。

 

<関連:悪質ファクタリング会社の見分け方>

悪質ファクタリング会社の見分け方と安全に利用する方法

 

ファクタリングの利用の仕方

以上のようにファクタリングにおいて相見積を取ることの重要性について説明してきましたが、最後に重要なことについて説明します。

それは資金繰りのプランを立ててからファクタリングを利用することです。

 

いくら相見積をとったとしても下げられる手数料には限界がありますし、銀行融資よりも安価な資金調達コストでファクタリングを利用することも困難です。

すなわち、やはり最終的にはファクタリングを行う以上、資金繰りに対する影響は避けることができません。

 

簡易の相見積はすぐにもらうことができるので、その見積もりを見ながら、ファクタリングを使用して、短期的に資金調達を行って、どうやって長期的な資金繰り難に耐えるのか、資金繰り改善を行うのか、きちんとプランを構築したうえでファクタリングを利用する必要があります。

 

おすすめのファクタリング会社

ここまでファクタリングを有効活用するための相見積もりの方法について解説しました。

ファクタリングの利用にあたっては相見積もりで2~3社程度を平行して相談するのが大切です。

以降では、おすすめのファクタリング会社をご紹介しますので、是非、相見積もりの対象に加えてみてはいかがでしょうか。

 

MSFJ

利用しやす、手数料体系の解りやすさでファクタリング会社を選ぶならMSFJ

 

MSFJは、法人・個人事業主のどちらでも利用できるファクタリング会社です。

5,000万円までの大口ファクタリングはもちろん、100万円未満の小口ファクタリングにも積極的に対応してくれます。

さらに、100万円未満のファクタリングならスピード審査・即対応が可能ですので、即日資金調達できる可能性も高いのが特徴です。

 

おすすめ度:S

 

MSFJの特徴

MSFJの特徴はファクタリング手数料比率が明確であり、業界トップクラスに低い水準でもあるため、安心して利用しやすいことです。

MSFJのファクタリング手数料の基準は以下となります。

 

<MSFJの特徴>

商品種類プレミアムファクタリングクイックファクタリング
調達可能額(上限)5,000万円300万円
ファクタリング手数料1.8%~6.8%3.8%~9.8%
審査スピード最短1営業日原則1営業日

 

MSFJのプレミアムファクタリングならファクタリング手数料は最大でも6.8%です。

もちろん、MSFJでは2社間ファクタリングの利用も可能ですので、取引先に知られることなくファクタリングを利用することができます。

このMSFJのファクタリング手数料率の水準は業界トップクラスです。

さらに、ファクタリング会社のなかで、手数料率の上限を示している会社はMSFJを除いてほとんどいません。

手数料率の上限を示しているのは、MSFJがかなり信頼できる会社の証拠と言えるでしょう。

 

MSFJのファクタリング
4.8



☆業界最低水準の手数料率
☆スピード審査に対応
☆他社からの乗り換えも可能

適用金利・手数料など

1.8%~9.8%(ファクタリング手数料率)

所要時間

最短1営業日での現金化

その他優遇など

手数率は業界最低水準で審査通過率90%

資金調達限度額

30万円~5,000万円

利用できる方の条件

個人事業主・法人ともに可能

 

ビートレーディング

知名度・実績でファクタリング会社を選ぶならビートレーディング

 

ビートレーディングは、知名度・契約件数(実績)ともに業界トップクラスのファクタリング会社です。

ファクタリング業界のなかで、もっとも安心して利用できるファクタリング会社と言っても過言ではありません。

 

おすすめ度:A

 

ビートレーディングは最短即日から翌々営業日まででのスピード調達が可能です。

ビートレーディングなら、債権譲渡登記、連帯保証人、担保、全て不要で、資金調達できる可能性が高いのが特徴です。

そのうえ、ビートレーディングは「赤字・債務超過・税金滞納中」でも資金調達可能を公言していますので、利用できる可能性の高いファクタリング会社です。

 

さらに、ビートレーディングは法人・個人事業主のどちらも相談・申込が可能です。ビートレーディングは全国どちらの会社でも利用できます。

 

<基本条件>

スピード査定対応地域出張査定手数料水準2社間
ファクタリング
最大買取額
〇(即日可)全国低い3億円

 

ビートレーディング
4.95



☆ファクタリング業界で最も知名度・利用実績が豊富
☆全国対応可能
☆かんたん5秒の簡易診断サービスあり!

適用金利・手数料など

2%~(ファクタリング手数料)

所要時間

最短即日での現金化

その他優遇など

2社間・3社間ファクタリングも利用可能

資金調達限度額

3億円

利用できる方の条件

個人事業主・法人ともに可能

 

公式ホームページに移動後、「WEBからのお問合せ」がおすすめです。

10項目程(ご希望金額・売掛金の額・会社名(個人事業主なら屋号・個人名など)・連絡先)を入力して送信すれば、ご相談内容に適した担当者から、電話で連絡がきます。

 

ファクタリングの関連記事

ビートレーディングのメリットをもっと詳しく解説

 

 

 

おすすめの利用方法

資金調達ガイドのおすすめの利用方法です。ファクタリングを利用するには、少しでも良い条件を引き出すことが大切です。そのためには、複数のファクタリング会社から条件提示を受け、相見積もりを行うことが必要です。

 

資金調達ガイドは、早い・簡単に条件提示を得られるファクタリング会社ですので、前述のファクタリング会社と並行して、条件確認を行うのがおすすめです。資金調達ガイド(サウルス)のファクタリング簡易診断は、「無料」で行なえる診断サービスですので、安心してご利用ください。

 

 

一括ファクタリング見積もりサービスの活用方法

 

 

ビジネスローンを並行して活用

ファクタリングの利用を検討されている経営者の多くは、緊急の資金調達であり、銀行融資が間に合わないか、そもそも、銀行融資の審査に落ちてしまったという方が多いでしょう。

 

しかし、前述の通り、ファクタリングは一時的な資金不足に対応することに適していますが、長期間安定して利用できる資金とは言えません。

あくまでもファクタリングは、売掛債権の前倒し回収であって、あらたな資金を手にするわけではありません。

 

中長期的に利用できる資金としてはビジネスローンを活用することがおすすめです。

ファクタリングで短期的な資金を調達して、資金対応を行った後、その後にビジネスローンで資金対応を図るのが良いでしょう。

ビジネスローンとしては、以下がおすすめとなりますので、ご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

アイフルビジネスファイナンス
5

☆事業者向けビジネスローン
☆アイフルグループ
☆急な資金調達に対応可能
☆無担保・無保証(第3者保証)
☆年会費/保証料不要

借入可能額(最大)

1,000万円

適用金利・手数料など

3.1%~18.0%

その他優遇など

カードローンタイプでいつでも自由に借入可能・年会費/保証料不要

 

エム・アール・エフ
4.3



☆個人事業主・法人向けビジネスローン
☆西日本エリアが対象
☆融資残高284億円の実績(2020年2月末時点)

借入可能額(最大)

3億円

適用金利・手数料など

~15%以内

 

まとめ

ファクタリングを利用する際に、相見積をとることは非常に重要です。

ファクタリングの手数料はその後の資金繰りに大きな影響を与えるので、できれば少しでも手数料は抑えたいというのが経営者の考えるべきことです。

 

しかし、この考えには、さらに2つの注意点があります。

 

1つはいくら相見積で手数料が安くても危険そうな業者は利用しないということです。

ファクタリングは無資格で参入できるので、なかには怪しい業者も存在します。

このような業者は見積もりを安く提示して、あとで不利な条件で契約をしようとするので注意してください。

 

もう1つは手数料が資金繰りに与える影響はゼロにはできないということです。

結局のところ、ファクタリングで短期的な資金繰りを手当てできても長期的な資金繰りをどう解決するのかという問題は解決できません。

長期的な資金繰りを解決するためには経営者がきちんと経営プランを作成する必要があります。

 

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