2社間ファクタリングと3社間ファクタリングは何が違うの?図解で仕組みを解りやすく説明

事業資金借入
Pocket
LinkedIn にシェア
LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加

ファクタリングを検討すると耳にする「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」は何が違うのでしょうか?

 

今回は、それぞれのファクタリング取引を図解で解りやすく説明したうえで、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いや、利用するときのメリット・デメリットなど、疑問にお答えします。

 

 

ファクタリングとは?


ファクタリングというのは「売掛債権の売却」です。

資金調達したい企業や個人事業主が、保有している売掛金を、売掛金の期日前に売却して、売却代金によって資金調達するという取り組みになります。

勘違いされる方がいますが、ファクタリングは「借入」ではありません。売掛債権を担保とした借入でもありません。ファクタリングは売掛債権の売却となります。

 

ファクタリングについてもっと詳細をご確認したい方は次の関連記事をご参照ください。

 

<関連記事>

 

 

3社間ファクタリング仕組み


3社間ファクタリングの仕組みを図解したものが以下になります。

 

<3社間ファクタリング仕組み>

 

3社間ファクタリングでは、資金調達したい方、ファクタリング会社、売掛先(取引先)の3社が相互に関係します。

ファクタリング会社は、売掛債権を買い取りますが、当然、期日に売掛債権を回収する必要があります。

3社間ファクタリングというのは、その期日においての売掛金回収を、ファクタリング会社が、売掛先から直接行うことになるというのがポイントになります。

 

そのため、3社間ファクタリングの取り組み時において、資金調達の希望者から、売掛先に対し、売掛金を売却したことを通知するか、もしくは売掛先から承諾してもらう必要があります(②)。

 

これによって、売掛金の期日には、売掛先は「直接」ファクタリング会社に対して支払うことになります。

 

 

2社間ファクタリング仕組み


2社間ファクタリングの仕組みを図解したものが以下になります。

 

<2社間ファクタリング仕組み>

 

前述した3社間ファクタリングと違い、2社間ファクタリングでは、売掛先と、ファクタリング会社との間に矢印がありません。

ここが、2社間ファクタリングと、3社間ファクタリングの最大の違いになります。

 

2社間ファクタリングでは、資金調達したい企業や、個人事業主から、売掛先に対して、売掛債権を譲渡したことを通知しません。つまり、黙って、秘密の状態でファクタリングを行います。売掛先は、売掛債権を売却されていることに気付きません。

 

2社間ファクタリングでは、売掛債権の期日には、一旦、資金調達希望者が、従前どおりに、売掛先からの代金回収を行います。そして、回収した売掛金を、そのままファクタリング会社に支払います。

そのため、売掛先は、ファクタリングしたことによる影響を受けず、従前どおりの取引が継続されます。

 

整理すると、2社間ファクタリングでは、売掛先に通知しない、代金の回収を、資金調達者が行うという点が、3社間ファクタリングとの違いであり、重要なポイントになります。

 

 

2社間ファクタリング効果


資金調達を希望する方のなかには、売掛債権を売却することについて、取引先に通知したく無いという方が多くいます。それは、「売掛債権の売却」を通知すると、取引先から「資金繰りが悪化している」、「困っている」、もっとひどい時には、「倒産するのでは?」といった疑いを持たれないか心配になってしまうためです。

 

コミュニケーションの良くとれている売掛先であれば問題ないでしょうが、元請けなど、直接的なコミュニケーションの少ない先が相手だと、誤解されてしまう可能性があります。

そういった懸念を払しょくするために、2社間ファクタリングが活用されています。

 

 

譲渡禁止特約に注意


売掛先が大手企業などの場合、契約内容に「債権譲渡を禁止する特約」が設けられていることが少なくありません。

こういった特約があると、3社間ファクタリングは利用できません。

売掛先に、売掛債権を売却する通知や、承諾を求めると、そもそも契約違反となってしまい、取引を打ち切られてしまう可能性も出てしまいます。

 

そのため、3社間ファクタリングを利用する際には、売掛先との契約内容を確認する必要があります。

 

 

銀行系は3社間ファクタリング


大手銀行の一部には、子会社を通じて、ファクタリングを取り扱っているところがあります。そういった、銀行系ファクタリング会社では、通常、3社間ファクタリングのみを行っています。

そのため、取引先に知らせずに、ファクタリングを行いたいという方には、銀行系ファクタリング会社を利用するのは難しくなってしまいます。

 

 

2社間ファクタリングは高い?


2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いとして無視できないことに、ファクタリング手数料の違いがあります。簡単に言えば、2社間ファクタリングは、3社間ファクタリングよりも手数料が高くなります。

3社間ファクタリングの手数料相場は、優良なファクタリング業者を利用すれば、2.0~10.0%程度で利用できる可能性が高いでしょう。

 

それに対して、2社間ファクタリングは、3社間ファクタリングに比べて、10%程度手数料が高くなることもあると言われています(もちろん、もっと低く利用できるファクタリング会社もあります)。

 

<関連記事>

 

では、なぜ、2社間ファクタリングの手数料は、そんなにも高くなってしまうのでしょうか。

それは、2社間ファクタリングは、ファクタリング会社にとってリスクの高い取引だからです。

 

 

2社間ファクタリングのリスク


2社間ファクタリングでは、売掛先から回収した資金が、一旦資金調達希望者に入ります。

逆に、3社間ファクタリングでは、売掛先から直接ファクタリング会社に支払われます。

ここが大きな違いであり、ファクタリング手数料が高くなる要因です。

 

2社間ファクタリングでは、ファクタリング会社にとっては、売掛先が支払うリスク(倒産リスク)に加えて、資金調達希望者が支払うリスクも負ってしまうことになります。

ファクタリング会社からすれば、資金調達希望者が「持ち逃げ」してしまうリスクがあるわけです。持ち逃げだけでなく、お金に困って、使いこんでしまう可能性もあります。

 

2社間ファクタリングでは、売掛債権の買い取り後は、ファクタリング会社が負うリスクは、売掛先が支払うかどうかだけで済みます。資金調達希望者の資金繰りが悪くても、関係無くなります。

この違いが、ファクタリング手数料に大きく影響するのです。

 

<関連記事>

 

 

もちろん使いこみは犯罪


念のためですが、2社間ファクタリングを利用した方が、回収した売掛金を、ファクタリング会社に支払わずに、自分で使い込んでしまった場合には犯罪になります。

業務上横領になる可能性があります。

もし、2社間ファクタリングを利用して、売却代金と、売掛債権の回収の2重取りを考えているのなら、絶対にしてはいけません。

 

MFクラウド会計のご案内
▼申込はこちら▼

 

 

2社間ファクタリングは速い


ファクタリングのメリットの1つに、短時間で資金調達ができるというものがあります。

スピード査定が可能なファクタリング業者であれば、即日~2営業日程度で、ファクタリングを実行することが可能です。但し、このスピードは2社間ファクタリングのメリットとなります。

 

3社間ファクタリングの場合、売掛先に対して、通知、もしくは承諾を得る必要があります。重要な取引先であれば、急に通知だけするというのは難しいでしょうから、各社に説明して、承諾を得る必要がでてきます。

そのため、その対応分、2社間ファクタリングに比べて、時間がかかってしまいます。

 

<関連記事>

 

メリット・デメリット


最後に2社間ファクタリングと、3社間ファクタリングのメリット・デメリットについて整理しておきましょう。

 

<メリット・デメリット整理>

  2社間ファクタリング 3社間ファクタリング
売掛先への通知 〇 / 不要 × / 必要
譲渡禁止特約の売掛金 〇 /利用可能 × /利用不可
ファクタリング手数料 × /高い 〇 /低い
スピード 〇 /速い × /時間がかかる
赤字・債務超過 △ /利用できないことも 〇 /利用できる

 

 

おすすめファクタリング会社


2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの両方を選べる、おすすめのファクタリング会社です。

ご希望に沿ったファクタリング方法を、メリット・デメリットを比較しながら、相談して決められるファクタリング会社です。

 

 

ビートレーディング

 

ファクタリング業界トップクラスの知名度、実績を誇る優良ファクタリング会社!

法人企業だけでなく、個人事業主もファクタリング可能です。もちろん2社間ファクタリング・3社間ファクタリングも取り扱っています。

 

<ビートレーディング>

 

▼ビートレーディング


ビートレーディングのファクタリング
つなぎ資金の御相談はこちら

 

 

三共サービス

 

ファクタリング業界で手数料が最も低い水準にあるファクタリング会社。

ファクタリング手数料を、極力低く抑えたいという方には三共サービスへのご相談がおすすめです。

 

<三共サービス>

 

▼三共サービス
  




資金運営でお悩みの経営者様へ
売掛金を早期現金化!連帯保証人、担保不要!

 

 

まとめ


2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの仕組みの違いは、「売掛先」に通知するかどうかです。

売掛先との契約内容に「譲渡禁止特約」がなく、売掛先からの了解が得られるのであれば、3社間ファクタリングを利用するのが良いでしょう。

その方が、手数料も少なくて済みます。

逆に、取引先に対して知られたくない時には、2社間ファクタリングを利用することになります。

両社の違いを理解して、上手に使いこなしましょう。

 


 

外部ランキング  

ローン・住宅ローンランキング
にほんブログ村 その他生活ブログ キャッシング・消費者金融へ
にほんブログ村

 

 

<関連記事>

 

 

▼三共サービス
  




資金運営でお悩みの経営者様へ
売掛金を早期現金化!連帯保証人、担保不要!

 

 

Pocket
LinkedIn にシェア
LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加

コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

事業資金借入
会社の借入余力を知っていますか!?銀行員の審査で使っている計算方法を教えます!!

中小企業の経営者、事業主が自社の借入余力を把握できることは非常に重要です。銀行に聞いても教えてくれませんので、自社で計算できる方法を教えます。経営の安定度を高めるためにご活用ください。

事業資金借入
銀行から運転資金融資を確実に受ける方法!銀行の融資担当者が教える審査のポイント

運転資金融資の審査は、銀行からお金を借入する際の基本です。中小企業の経営者や個人事業主にとって、「運 …

事業資金借入
赤字でも銀行からお金は借入できる!!元融資担当者が教える事業資金調達方法

赤字となってしまった会社でも銀行から借入できる可能性はあります。その方法をご説明します。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。