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銀行フリーローンをおまとめローンとして使用することは出来るか?銀行借入を120%活用する方法

銀行フリーローンとは、原則、使い途が自由な借入のことを指します。「資金使途自由」はカードローンに近いですが、フリーローンの金利はカードローンなどに比べて、かなり低くなる可能性があります。
 
このフリーローンをおまとめローンとして使用することは可能なのでしょうか。そもそも、フリーローンとおまとめローンの違いも含めてご説明いたします。
 

銀行フリーローンとはどんな商品?

銀行フリーローンというのは、個人向けのローンで、その名の通り、資金使途が原則自由(フリー)というものです。
 
カードローンと比較的似通った貸付商品ですが、銀行によっては、カードローンをフリーローンに含めて紹介されることもあります。それぞれの貸付商品の違いをご説明しながら、フリーローンがどういった貸付なのかをご説明いたします。
 

資金使途は100%自由ではない

フリーローンは資金使途が「原則自由」の借入です。しかし、100%何に使っても良いという融資商品ではありません。フリーローンであっても、資金使途に多少の制限が付加される場合あります。この制限は銀行によって異なります。そして、資金使途への制限として多いのは、以下のようなものです。
①事業性資金としての使用不可
②借り換え資金(おまとめローン)としての使用不可
 
多くの銀行では、個人の生活費用借入と、法人の事業性資金の借入を分けているため、フリーローンの事業性資金への使用を禁止していることが多いでしょう。
 
消費者金融などでは、個人事業主が事業性の資金使途で使用することを、許容しているケースもあります。銀行フリーローンの借り換えとしての使用(おまとめローンとして使用)は、各銀行によって取り扱いが違い、可能とするところも、不可能とするところも、両方が見られますので、銀行毎に個別に確認する必要があります。
 

 

銀行フリーローンは資金使途を確認される

銀行のフリーローンは、審査において資金使途を確認される銀行が多いでしょう。フリーローンの資金使途は、申込人が自由に設定するのですが、その設定した資金使途は、銀行に対して説明する必要があり、その資金使途を確認できる資料の提出が求められます。
 
銀行は、そのフリーローンの資金使途として望ましいものではなかった場合、その申し出を断ることもあります。カードローンであれば、特に資金使途を説明する必要がありませんので、本当に自由となります。
 
なお、カードローンも、フリーローンと同種の資金使途が制限されていることが多いのですが、確認されることが無く、制限は緩いと言えます(商品としては制限がありますが、資金使途の説明不要)。
 

 

カードローンなら何度も借りられる

カードローンは極度額の範囲内で、反復して借入できるのが特徴ですが、銀行フリーローンは、特定の資金使途のために借入するものです。
 
つまり、フリーローンは反復利用は出来ず、一度返済したらそれで終了です。。改めて必要があれば、その都度新規の申込を行ない、審査を経て借入することになります。 反復して借入できないことがカードローンとの大きな違いになります。
 
 

フリーローンは借入条件が良い!?

フリーローンで借入した方が、大きい金額を低金利で借入することが可能です。例として、三井住友銀行のフリーローンとカードローンで、それぞれ100万円を借入する場合で比較してみます。
 
フリーローンの借入金利が5.975%なのに対し、カードローンは12.0%14.5%と倍以上の差があります(20198月時点)。フリーローンの方が、審査が厳しくなる可能性が高いですが、その分、銀行のリスクも低くなるため、低金利となることが多いのです。
 

おまとめローンとは?

次に、今回の重要なテーマでもある、おまとめローンのご説明です。おまとめローンは、複数の借入がある方が、その借入を、一本化するための借入商品です。
 
つまり、それぞれの借入を借り換えすることを、資金使途とした借入(おまとめローン)を行い、その他の借入を全額返済します。
 
おまとめローンとは、借り換えのためのローンということになります。複数の借入を、まとめて、一本の借入にするための借入なので、「おまとめローン」と呼ばれています。
 

おまとめローンの目的

おまとめローンの資金使途が、借り換えであることはご説明いたしました。しかし、その借り換え(「おまとめ」)は、何のために行うのでしょうか。
 
おまとめローンの目的・メリットを整理すると以下になります。
①金利の低下
②資金繰りの改善
③債権者の一本化
となります。 
 

借り換えによる効果

カードローンで100万円の残高がある場合を考えてみましょう。
 
この場合、金利が1%減少すると年間の支払い利息は1万円低下いたします。さらに、カードローンでは、各金融機関毎に残高に応じて、最低返済金額が設定されています。しかし、少額の借入であっても一定金額以上の返済金額が必要となりますので、小口の借入件数が多くなると返済負担が重くなることがあります。
 
そのため、複数のカードローンで分散して借入するよりも、1本で借入した方が、毎月の返済金額が減少する可能性も高くなるのです。
 
1件あたりの最低返済金額が1万円である、カードローン3件を(合計3万円)、1本のおめとめローンで、借り換え、返済金額が2万円になれば、10,000円返済が少なくなります。金利条件の良化、および返済金額の減少による資金繰りの改善が、おまとめローンの目的・メリットということになります。 

 

おまとめローンとして使用できる銀行フリーローン

おまとめローンとしての資金使途で使用できるフリーローンは存在します。しかし、銀行毎に扱いは異なりますので、フリーローンの資金使途で、借り換えを禁止しているところもたくさんあります。
 
こういった銀行毎の資金使途の確認を誤ると、そもそも、おまとめローンとして使用できない銀行のフリーローンを申し込んでしまうなど、無駄な時間を費やしてしまいます。
 
また、資金使途に違反する使用となったことが、後から判明した場合、フリーローンを、その時点で一括返済させられることもありますので、注意が必要です。そうならないように、おまとめローンとして利用可能な、条件の良いフリーローンをご紹介いたします。
 

借り換えに利用できるフリーローンもある

 

住信SBI銀行、ミスターフリーローン

ネット銀行である住信SBI銀行のフリーローンを紹介いたします。こちらは、適用金利は3.775%~12.0%で、既に同行のカードローンをお持ちであれば、さらに0.5%の金利優遇を受けられます。
 
この適用金利、一般的なカードローンの金利と比較してもかなりお得な水準です。銀行のカードローンで、金利は1415%前後、消費者金融であれば、18%が金利の上限の水準です。住信SBIのフリーローンで借り換えれば、上限で、26%低下することになります。そして、もちろん、この住信SBI銀行フリーローンで、おまとめローンとしての資金使途で、利用が可能です。
 
借入金額も最大で1,000万円まで借入可能ですので、おまとめローンとしての資金使途でも十分な借入が可能です。おまとめローンを目的とした資金使途であれば、まず、最初に検討していただきたいフリーローンと言えます。
 

 

イオン銀行のアシストプラン

イオン銀行のフリーローンもおすすめです。こちらも、おまとめローンとしての資金使途が可能です。
 
金利は、3.8%~13.5%での借入が可能ですので、通常のカードローンより金利もお得と言えます。
 
なお、借入可能な金額(上限)は、700万円ですので、おまとめローンとしての必要金額としても、こちらも十分と考えられます。

 

 

審査基準はフリーローンが厳しいかも

銀行フリーローンは、審査基準がやや厳しくなります。
たとえば、消費者金融の、おまとめローンの場合、審査基準は通常のカードローンとそれほど変わらないことが多く、比較的、審査に通りやすいと考えられます。
 
但し、条件はカードローンと同等ですので、金利などが低下することは、あまり期待できません。銀行フリーローンの場合、年収条件や、勤務年数など、カードローンより、厳しめの条件が付されることがあります。
 
例えば、イオン銀行の場合、年収が200万円以上といった条件が付されています。

 

 

おすすめのカードローン

借り換え・おまとめローンにはカードローンを利用することもできます。ここでは2019年年現在、もっともおすすめの商品性の良いカードローンをご紹介します。

 

アコム

アコムのカードローンは最短30分で借入可能

 

アコムは大手銀行である三菱UFJ銀行などが傘下にある「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の消費者金融です。そのため、「消費者金融からの借入は不安」、「消費者金融は怖くない?」と考えられている方でも、安心して利用できるのがメリットです。

 

また、グループである三菱UFJ銀行のATMを利用することもできます。

 

アコムカードローン
4.8

☆土日でも借入可能
☆24時間申込受付
☆三菱UFJフィナンシャル・グループ
*おすすめ度は当社独自評価による

借入可能額(最大)

800万円

適用金利・手数料など

3.0%~18.0%(実質年率)

所要時間

審査は最短30分、最短即日借入も可能

その他優遇など

最大30日間金利0円

 

プロミス

プロミスならいつでも振込可能

 

プロミスは三井住友銀行グループの消費者金融です。アコム同様に大手銀行グループの消費者金融ですので、安心してご利用できます。

 

さらに、プロミスでは、初めてプロミスを利用する方を対象として最大30日間の無利息サービスが利用できます。

 

プロミスならお得にカードローンが利用できる/きっちり30日間無利息

 

プロミスの30日間無利息サービスは、初めて借入を利用する日から30日間ですので、無駄なくサービスを利用できるのが特徴です(一般的なカードローンは契約日から30日間となります)

 

プロミス
4.85

☆WEB申込なら来店不要で申込完結
☆郵送物不要、WEB完結で誰にも知られず申込可能
☆24時間申込可能
☆2020年オリコン ノンバンクカードローン部門第1位

借入可能額(最大)

500万円

適用金利・手数料など

4.5%~17.8%(実質年率)

所要時間

最短即日

その他優遇など

30日間利息0円(初回利用日から30日)

 

また、即日借入にはこだわらないので、少しでも借入金利を低く抑えて、お得に借入したいという方には、ネット銀行系列のカードローンがおすすめです。

 

 

楽天銀行

楽天銀行カードローンは金利がお得でWEB完結
 
ネット専業銀行である、楽天銀行も強力なおすすめカードローンです。楽天銀行カードローン(「スーパーローン」)は商品性も良く、大変使いがっての良いおすすめカードローンです。
 
楽天銀行カードローンは、極度額の大きさと、金利の低さ、インターネット申込で手続きが完結できること、そして、申込から手続き完了までの時間が短いことがおすすめポイントです。
 
楽天銀行カードローンの借入可能額上限は800万円で、適用金利も1.9%(最低)とその他の銀行カードローンと比べてもトップクラスの好条件です。金利や借入金額を優先したいなら楽天銀行がおすすめです。

 

楽天銀行カードローン
4.3

楽天銀行カードローンは金利がお得でWEB完結

・楽天グループのカードローン
・WEB申込で手続き完結。契約など来店不要

 

 

SMBCモビットのカードローン

SMBCモビットなら電話連絡なしで申込できる

 

職場や自宅への電話連絡が嫌な方には「SMBCモビット」がおすすめです。

SMBCモビットのカードローンも「最短で即日借りれるカードローン」です。SMBCモビットはSMBCグループの消費者金融です。
 

SMBCモビットには「WEB完結申込」という申込制度が用意されています。

 
WEB完結申込を利用すると、職場や自宅への「電話連絡なし」、郵送書類なしでカードローンの借入申込ができます。そのため、職場や家族にばれずに借入申込したいという方にも利用しやすいカードローンとなっています。
 
<関連記事:SMBCモビットから借入するメリットは?>

消費者金融・SMBCモビットから借入するメリットは!?口コミ・評判を含めた特徴を分析

 

 

まとめ

フリーローンは、おまとめローンとしての資金使途を認めている銀行もありますので、適切なフリーローンを探せば、活用できます。
 
条件は銀行によって相違しますが、通常のおまとめローンや、カードローンの金利よりも、低金利で利用できるものが多いので、おすすめと言えます。
 
審査基準は、やや厳しくなる傾向にありますが、条件の良い銀行フリーローンは、出来れば利用したいところです。借入を一本化する、おまとめローンは、金利が下がることが、とても重要です。金利が下がらない、おまとめは、返済総額を増加させる可能性もあります

 

 

(おまとめローンの注意点としての関連記事は↓

カードローンの借り換えで失敗しない秘訣!知らないと逆効果になる借り換えの注意点


 
銀行フリーローンをしっかりと理解して、有利に活用しましょう。

 

 

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